kokohananaの日記

アラフォーの愛着障害、二児の母の発散ブログです。

41歳

現在41歳の私。

35歳頃から切実に焦っていた。

結婚して子どもが生まれて数年。

幸せの絶頂を少し過ぎて、

自分には何もないことに気付いてしまった。

夫は仕事に打ち込み趣味もある。

子どもは日々成長していく。

私はフォローとケアに回るのみ。 

家族といえど他人という感覚がある私は、

皆がいなくなった時の自分を

意識し始める時期に差し掛かってしまった。

 

逃げ続けた薄っぺらい人生。

私には努力も成功も特技も趣味も

何もなかった。

それでも必死で絞り出して、

「これこそ一生の仕事だ!」と

35歳の時に再挑戦した仕事も、

3年弱で辞めてしまった。

 

そして紆余曲折あり、

自分と向き合ってみたものの…

絶望するしかない現実が見えてしまった。

 

産まれからハードモード。

所謂「普通の人生」なんて望めない。

親があんなに世間体重視だったのは、

本人達が世間に適応出来なかったから。

底辺育ちの私が普通を望むのは、

そもそもムリだった。

…3年かけてここに気付き、

もがいてみたもののしんどいわと

また仕事を辞めて一息ついている今の私。

 

年齢も重ね心身が老いていくのに、

私は一体何をしているんだろう。

 

母として妻として、

最低限の家事はしてきた。

いや、自分なりに精一杯やってきた。

他人と比べたら落ち込むけれど、

私のキャパはこんなものだと認めるしかない。

 

夫には感謝より嫉妬が湧く。

仕事で認められ頼りにされて羨ましい。

心身丈夫で人付き合いも上手くて羨ましい。

一番身近にいるのに心はどんどん離れ、

一緒にいるのがただただ虚しくしんどい。

自分の(夫も)キャパがわかるだけに、

離婚は子どもに負担がかかるからしない。

親の責任だけは果たしたい。

ただこの一点だけが夫との共通認識。

子どもの成長を感じるたび、

カウントダウンを意識する。

それは不安でもあり楽しみでもある。

そんな複雑な心境に自分も慣れない。

どう今を生きればいいんだろう。

そんなことを考え迷い、

日々の中にささいな楽しみを感じている。

なんとも不思議な心地で生きている。

 

しんどい。

生きるのはなんてしんどいんだろう。

素敵な人でいたかったのに、

真逆の人間になってしまった。

それでも、夢を見る自分がいる。

もがく自分を可愛いと思う自分がいる。

情けなくダサくどうしようもない私を

すべて引っくるめて受け入れられる。

自分だけは自分を

見捨てないと決めた日から

それは変わらない。

そう思えるようになっただけでも、

無駄ではないのかもしれない。

どうしようもないこの自分のまま、

もがいていくしかないと

腹をくくれたから。