kokohananaの日記

アラフォーの愛着障害、二児の母の発散ブログです。

繰り返してきたパターン

先月まで働いていた会社では、

沢山のことを学ばせてもらいました。

仕事もですが、人間関係の学びを得ました。

その中でトラウマに触れたのが、

パワハラモラハラ上司(父を投影)

自己愛先輩(母を投影)でした。

 

自己愛先輩とは、

最初は仲良く過ごせていました。

が、段々と妬まれているのを感じ始め、

遠回しに辞めてと会社の悪口を聞かされ、

最終的に先輩は上司を丸め込み

私を悪者に仕立て上げました。

 

これと同じことを母にされていたんです。

母は幼い私に祖父母や兄姉の愚痴を

延々と聞かせていました。

私は母を守るために祖母に立ち向かい、

母はそんな私を切り捨てました。

「お前が悪い、お前のせいだ」と

祖母に歯向かう私を悪い子だと責めました。

私は傷付き、そうなのだと信じました。

ずっとその時の傷を抱えて生きていました。

 

自己愛先輩に怒りが湧いた時、

やっと自分に意識が向きました。

その人がしたことがどういうことなのか

事実を認識できました。

 

毒親は自己正当化するので、

私は母を守るべき存在で

盾や剣にでもなったつもりでした。

母の道具のように使われる存在なのだと

間違った自己認識を持ってしまいました。

 

そうしてずるい人を守るような意識が、

私の中に植え付けられてしまいました。

 

だから今までに何度も何度も何度も、

私はボロボロになりました。

それなのに「私は弱い、無能だ」と

自分を更に責めていました。

 

無意識がおかしかったんだと気付いていくと

自分を傷付ける人に囲まれて育つ恐ろしさを

痛感します。

 

ずるい人を守るという狂った認識が

私にあるなんて気付きようがないんです。

そもそも育ての親がずるいだなんて

認識できていないからです。

 

何度も何度も何度も虐められ、

ずるい人に喰い物にされる自分に気付き、

なぜなのか理由がやっとわかりました。

 

毒親は問答無用で

「人を差別するな、平等に接しろ」

「自分より他人を優先しろ」

と教育しました。

自我をへし折るのが親の役目のようでした。

 

だから私は自分を一番下にして、

他人を見上げるようになりました。

他人優先が浸透しすぎて生き辛くなりました。

 

そりゃ、ずるい人ホイホイですよね…

マトモな人からしたら気持ち悪いですよ。

食い尽くし系しか寄ってきませんよね。

 

私の生き辛さは、

ずるい人間に育てられたため

自尊心がないこと。

これもひとつなんだな…

 

自己愛先輩のおかげで、

人を見極める必要性にやっと気付きました。

人間関係も自分が選んでいいんですね。